新世紀エヴァンゲリオン&ヱヴァンゲリヲン新劇場版と、若者と同世代のみなさんと、そして、庵野さんに捧げます!

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B0000DJ299劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に
緒方恵美 三石琴乃 山口由里子
キングレコード 2003-11-27

by G-Tools




『新世紀エヴァンゲリオン』庵野秀明



TV放映95年、劇場公開97年。

あれからもう10年になります。


もしかしたら今の若い人は、
名前ぐらいしか知らないかもしれない。

DVD見ても、
「面白いけど、社会現象になるほど?」
という感想は、当然だと思う。
僕もいま20歳なら、そう思うかもしれないから。

当時の僕も、ブームにのって、
TVの再放送を半分ぐらい見ただけで、
とりあえず行っとこっか? ぐらいの軽いノリで、
劇場版2部作を見に行った。

正直、話題の映画、ぐらいにしか思っていなかった。


でも。

見終わって、精神崩壊。


その後、友達からTVシリーズを全巻借りて
見た。

そしたらまた、精神崩壊。




あのころ、僕の心のかなりの部分は
意識的にも、無意識的にも
エヴァンゲリオンで占められていたと思う。

でも、当時は、僕だけじゃなくて、
社会のすべてが、
エヴァンゲリオンで占められていたように感じた。

大学の英語のリスニングは「Fly Me to the Moon」だったし、
ゼミの教授もネットで人類保管計画について書き込んでいろいろ言われてたし、
男性誌、女性誌、言論雑誌からエロ本、ニュース23まで、
あらゆるマスコミが社会現象として特集していた。
関連書籍も、本屋に入ってすぐの場所で、1コーナーを丸々埋め尽くしていた。


なぜ、あれほどの社会現象になったのか?


それはきっと、

阪神大震災があって、オウム事件があって、凶悪な少年犯罪があって、バブルがはじけて先の見えない大不況で、有名企業が倒産しまくって、世紀末で何が起こるか分からないと騒がれていて、

僕らは、誰かと確認しあっていたわけじゃないけれど、
ずっと不安を感じていたんだと思う。

そこに、エヴァンゲリオンがあった。




だから、
今の20歳前後の人が「エヴァわかんねー」というのは
ぜんぜん正しくて、
あれはあの時代のなかで、必然のなかで人気が出たアニメなんだと
僕は思う。

それはつまり、
僕が全共闘世代の気持ちが、安田講堂の闘いの意味が、
本当はわからないのと同じだ。

だから、今の若い子は、
リアルでエヴァンゲリオンの良さはわからないかもしれないけれど、
でも、ちょっとでも気になっている方がいらっしゃったら、
近所のレンタル屋さんにあると思うので
見てください。

10年前のアニメだけれど、今でも全然見れると思うし、
逆に10年後も20年後も、100年後も見れると僕は思う。
偉そうで恐縮ですが。




最後に。

僕が久しぶりに真面目に書いているこの文章は、

そんな「見ようかどうしようか?」迷っている若い人の背中を押してあげるメッセージでもあるし、
あの時代を、世紀末を、エヴァンゲリオンを見て育った同世代のみなさんに対しての、
もう一度10年ぶりに新しく上映されるヱヴァンゲリヲンを見に行きませんか、というメッセージでもあるし、

でも本当は、本音をいうと、


庵野さんに対する、あのとき言えなかった感謝なのです。






***

前売り券はまだ買っていませんが、庵野さん、絶対に見に行きます!(桜井パンダ)

ちなみにマニアックな話なんですが、庵野さんの実写映画「ラブ&ポップ」&「式日」も劇場で見てて、どっちが好きかといえば「式日」で、当時の彼女を無理やり連れてっていっしょになって精神崩壊して楽しんでいたのですが、これについてはまたどっかで話します。

***
Film  2007.05.30
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