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2か月ぶりに会った彼女は玄人っぽいオーラに満ちながら喫茶店の一番奥の席で煙草を吸っていて、僕を見つけていつものように笑ったけれど、明らかに素人じゃない雰囲気に僕はにやけてしまった。
ブランド品をこれみよがしにつけているのは上京したての田舎者か風俗嬢かキャバ嬢のすることで、本当に綺麗な女は無地の黒いセーター一枚でただならぬ色気を醸し出すものなのかもしれないと思ったが、でも時計はよく見たらエルメスかカルチェで、指輪はダイヤみたいだった。「いい指輪だね、それ」と僕が言ったら「あなたにもらったのよ、これ。ひどい忘れたの?」と笑ってみせた。そういえばそんな気もする。
僕が注文したのはホットのロイヤルミルクティーで、そこへ砂糖の代わりに生クリームを入れて、軽くかき混ぜて飲んだ。どうして珈琲よりも紅茶が好きなのだろうと考えて、いくつか理由らしきものを見つけたけれどどうでもよくなってもう一口飲んだ。
なんでそんな玄人っぽいオーラ出てるの?と僕は会話の流れで言ってみた。最近ずっと電車に乗っていないからじゃない?と彼女は答えた。それは2ヶ月間ずっと部屋に引きこもっていたからとかそういう訳ではなくて、どこへ行くにも全部タクシーを使っていたからだ。「だいたいワンメーターでどこへでも行けるから」俺はひと駅ぐらいだったら余裕で歩くよ、と言って僕は笑った。彼女はロイヤルミルクティーを飲んだ気がした。このまえ伊豆までタクシーで行ったの。僕は唖然とした。高速代もかかるじゃんそれ、いくらしたの?でも車借りて行ったら結局は高くつくじゃない?といくつか前置きをして、3万ちょっと、と彼女はしゃべった。僕は呆れる前に笑った。
彼女が何かを打ち明けようとしているのは最初からわかっていた。肩に、腕に、力が入っていた。顔はちょっとやつれて見えたけれど、目には意志があった。
「お金貸してほしいの」
彼女はよく通る声で言った。煙草をもつ指の先が、かすかに震えた気がした。
1977-2977
2008.10.21
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セックスをしないのにいやらしくて
食べ物がでてこないのに美味しくて
悲しいのにみんな笑っている
1977-2977
2008.10.16
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ブログ記事としてアップしてから削除したことは1度しかない。その1度にしてもアップして即座に消した。だからmixiなどで人がよくやる「過去を振り返って清算しました」的な削除はただの1度もない。
だから過去の記事なんかを読むと恥ずかしくていたたまれなくなるかといえばそうでもなくて、それはそもそもの最初から覚悟の上でアップしてるんだから、それでいい。タイムカプセル、小学校の卒業文集みたいなもので、それは当然のものとしてそこにある。
過去の記事を未来から振り返って削除するなんて、支配者が変わるたびに歴史を編纂するのと同じで卑しい行為だ、とまでは思わないが、自分はすまい、とそもそもの最初から決めた。
なぜしないかといえば「めんどくさい」というのももちろんあるし「削除し始めたらきりがない」つまり「一度消したら常に消し続けるだろう」とも思うし、やっぱり「不都合な過去を削除してええかっこしたって、そんなものは何のごまかしにもならない」と思うからだ。
過去はいくらごまかしたって、自分についてくる。削除したって最終的には自分の大脳のどっかに記憶されている。醜い過去を見ないふりして現状と未来を肯定したってそんなものは「まやかし」だ。俺は人を殺したら懺悔して忘れるんじゃなくて死ぬまで覚え続けて絶対に忘れない。誰かに許されて終わりなんじゃない。神が許したって俺は忘れない。
と、ここまでを書いてそういえば下痢で苦しんでいることに気が付き、パンツを履いてトイレに行くことを想像する。なぜパンツを履いていないかは、それは書くと削除したくなる記事になるので書かない。そういえば下痢は昼に治っていた。今はただ部屋の温度が下がって寒くなってそれから逃れようと体の機構がそっちに既に向かっているから「下痢」というキーワードをとってつけただけなんだろうと思った。部屋寒い。
1977-2977
2008.10.15
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Perfect Collection 鮎川なお 完全版 4時間
※追記:本篇を買って見ましたが普通でした、これは「予告編でおなかがいっぱいになる映画理論」というやつでしょうか。
様々なAVサンプル動画を見た結果、神様、これに決定いたしました。気持ち良さげな顔と声がエロすぎ。単体は普段見向きもしないけれど、鮎川なおさんならたとえ演技であったとしても、鑑賞させていただきたく存じます。(ちょ、ちょっと、これ、ほんとうに気持ちいいんだけど、カメラまわってるのも忘れちゃう、ねえちょっと、やばいよーー!ああ意識朦朧)というのが、言語に翻訳されずとも見てて思う存分に伝わってきます。演技的な喘ぎ声は「萎えー萎えー」なので、こういう素っぽいのは好き。
さいきん見たAV↓
・アクメ自転車 ←自転車のサドルにバイブがくっつき街中走行
・日本拷問大辞典AV ←宿題忘れたら三角木馬
・拷問!マシンバイブ ←NASA開発のガトリングバイブがありえない高速で動く
アクメ自転車やっぱり楽しいわ。
1977-2977
2008.10.13
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「自炊でも始めようかと思いまして」といらぬ言い訳をして1時間だけ早上がりして帰宅してもすることはエロ動画のダウンロードとオナニーだったりする。
1977-2977
2008.10.08
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一人称を「僕」にすると童貞っぽい。「俺」にするとHが下手っぽい。「私」じゃおかまだ。ことほどさように日本語は難しい。
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2008.10.06
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どうでもいい話の中にその人にとってとても大事なものが含まれている場合があるとかないとか、そんな格言じみたことはどうでもいい。どうでもいい話だが、さっきから右下に出る「windowsをより良い製品にするために」の吹き出しが邪魔で仕方がない。「ご協力ください」とか謙虚さを装っているけど、その実、おれのクリックをずっと待ちわびている。カフーか!おまえはカフーか!!負けるか。負けるもんかこいつなんかに。こんな四角い、クリックのクの字もおれに呼び起こさないやつのためなんかに、おれの貴重な
10秒で消えないんだもの。なんで自動的に引き下がらないわけ?乞食だって1分もすれば視界から消えるよ?その気がないとわかったらとっとと消えてくれないと困るんだけど。
こうして吹き出しごときでお茶を濁し、肝心の本文は書かないままおれは風呂に入る。
鼻をかんだあとのティッシュを噛む癖がある。
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2008.10.06
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「死なないなら、死ねないなら、生きるしかない」とパープルパンダに言われても。とりあえずキッチン片づけてきます「とりあえず、で送るのが人生だ」とパープルパンダがまたつぶやくぼそっと。
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2008.10.05
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『小説の書き方だってそうだろう。俺はこの問題について確固たる答えを用意していないが、それでも小説は書ける。方法論なんて基本的には必要ないのだ。それは後からゆっくり磨いていけばいいものなのだ。まず書いてみる。書けなかったら別の書き方を試す。いろんな書き方を試してそれでも書けなかったとしても、慌てず時間をかけてのんびりと試し続ける。それでも一生書けなかったら死ぬ前に「ああ自分はたった一つの小説すらも書けなかった」と思えばいい。書きたいことがあるのに書けなかったとき、それは書き手に問題があるというよりは、そのストーリー自身の求める書かれ方というものを、不幸にしてその人間が探し当てられなかっただけなのだ。』
『暗闇の中で子供』舞城王太郎(講談社)
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この言葉を頼りに、怖いけれどちょっとずつ進んでいくしか現状を打ち破る方法はない気がした。「小説」なんて大それた言い方ではなくて自己救済の物語。それはつまり、自分の遺書だ。一番最初に小説らしきものを完成させたときの動機と同じく、それらはやっぱり自分にとっての遺書なんだと思う。
金がいくらあっても空しいだけだって、欲しいものは思いつかない、性欲が既に日常の些細なことに成り果てた現状、美味しいもの感じる余裕が体にないと気付いた、だから、慌てず試していくのが一番心の平穏に近い。
1977-2977
2008.10.05
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人生の諸悪の根源は「さみしさ」だ。
病気だって周りにそれをわかってくれる人がいれば別に諸悪ではない。「さみしさ」は強烈だ。生老病死、を四苦と仏陀は言ったけど、全部「さみしさ」が根底にあるのでは。生まれてこなければ「さみしさ」は感じなかっただろうし、老いは必然的に孤独、知り合いがどんどん消えいく周囲からいなくなる、病はさっきいったけどそれをわかってくれる人がそばにいればそれほどの苦ではないのでは?
死、は絶対的な孤独であるらしいが、その真偽については死んでみないと分からないので、以上をもちまして生老病死の根源は「さみしさ」だ。「さみしさ」を感じなければ、四苦に勝ったも同然。いかにさみしくなく生きるか?がもしかしたら人生の最重要課題なんじゃないか?
宗教、絶対神をつくったのも、そこからの逃避なんじゃ。仏陀が悟った境地はつまることろ「さみしさを感じない境地」なんじゃ。執着を捨てよ、なんてその最もたるもの。家族が死んでもさみしくなければあとは賠償問題だけが残る。
でも、さみしい。さみしい、さみしい、さみしいって連呼していれば「さみしさ」の概念が「愛」みたいな陳腐なものになって、それで「あってもなくてもどっちでもいい問題じゃね?またさみしさかよJPOP」みたいな感じになってくれたら、ちょっとは楽になるんじゃないかっていう希望の羅列。「さみしい」を今日はあと50個ぐらい書いて終わりにしたい。さみしいさみしいさみしいさみしいさみしいさみしいさみしいさみしさみしさみしさみ、だんだんキーボードの打ち間違えを気にしだしたので今日のさみしさは以上をもちまして一旦終了とさせていただきます。
消えてなくなれ。
1977-2977
2008.10.05
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「次々と新しい娘がオマンコを広げている。今日も新しいオマンコが」という広告を見ても「だから?」と思えるようになってしまったので、僕は新しいフェーズに入ったのだと思う。人生の新章。それが冷たい雨の早すぎる夕暮れの中を一人歩くような、口の下から胸を通過して胃袋のあたりまでを重々しく締め付けるような孤独だったとは夢にも思わなかった。というか、想像力を駆使してかつて考えた以上の、さみしさ。まっすぐ歩けないんだもの。警察にでも捕まった方がまだましだと思う、とて、昨日の深夜に職質を受けた。公園を横切る大通りを歩行中に。
「すみませんちょっといいですか?いま防犯パトロール中でして、上から見せてもらうってことって、できますか?」というのでてっきり上半身のジャケットから順番にチェックしていくのかと思ったら、手提げカバンを開けさせられて、ちょちょっと覗いて「ナイフとか持ってないですよね?これは、傘ですか?」「傘です」折りたたみ傘です、A型なのでいつも持ち歩いてるんですよね、なんて軽口を叩くのは美容室の中だけで、深夜の新人の警察官、声がちょっと上ずって明らかになぜかしらないけどちょっとオドオドしつつも(これは職務だからノルマあるんだから)的な義務感に背中を押されて発声された内容に対しては、こっちもただぶっきらぼうにサービス精神Oで回答する。たぶん職質されたのは生まれて初めてだ。今まで深夜に公園散歩なんて掃いて捨てるほど敢行してるのになぜかあの瞬間に限って受けた。
考えられる理由は、1:近くで犯罪があった、2:近くで犯罪が増えている、3:近くで犯行予告があった、4:秋の犯罪撲滅キャンペーン中、5:私の雰囲気が殺伐としていた、のうちのどれかに絞ろうと思いますが、おそらく5が関与していることを否定する根拠はそれほど濃厚ではない。私は昨夜、胃袋まで垂れ下がってきた「さみしさ」に体の前面をえぐりとられて取って代わられ、そのまま下半身に上半身がくっついてしぶしぶついていくような歩き方で三鷹から吉祥寺まで向かっていたのだ。隠しても隠さなくてもどっちでもいいので言うと、泣いていた。さすがに三鷹から吉祥寺までの間を全部泣いていたわけではないが、時折、感極まって、泣いた。それらは思い出の場所を通過中。
泣きながら歩くとき、声を出すのはさすがに深夜の幽霊と勘違いされたら接近者および通過者に悪いので、声は極力出さないよう努める。その結果どうなるかというと時折「ふグっ」とか「アッ」とか「ヒきッ」とかいうそういう絞り出した嗚咽が漏れるわけで、そうなると「たちの悪いしゃっくりね」ぐらいで済みそうな気がする。
あの警察官、僕のジャケット調べなかったけど、ナイフがあったらどうしたんだろ?
1977-2977
2008.10.05
CoM0 TrB0
前に部屋に散乱してるコンドームをゴミ箱に捨てろ
太陽写真
2008.10.05