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 白いウエディングドレスが真赤に染まっていくのがわかった。腕からあふれ流れだす血が、透明な繊維に吸い込まれていく。側にいた女の子が声をあげた。それは言葉にならない悲鳴だった。嗚咽しながら何度も何度も繰り返し叫んでいた。 カオリは、床に座りこんだまま、動かなかった。彼女の長い黒い髪が顔にかかり、その表情を隠していた。赤く染まった両手は、ひざの上にきちんと並んで置かれていた。薄暗く狭い通路の中で、淡いオレンジ色の照明だけが、彼女の姿を浮かび上がらせていた。
 僕はカオリの前に静かに座った。ドレスのやわらかな裾が僕のひざに微かに触れ、かさりと小さな音をたてた。彼女がゆっくりと顔を上げて僕を見た。でもそこに彼女はいなかった。ただぼんやりと僕ではなくて、僕の後ろにある何かを見つめていた。僕ではない何かを探し求めていた。そこにカオリはいなかった。
 それでも僕は両手で彼女を抱きしめていた。カオリの輪郭は怖いほど冷たくて、カオリの唇は硬く硬く閉じられたままで、何も発しようとはしなかった。誰かの叫び声がする。金属音が響く。誰かが螺旋階段を駆け上がってくる。あたたかい何かがぬるりと僕の輪郭に触れる。彼女の体液だった。彼女の体液が彼女の腕から流れ出し、僕の体をつたい、流れ、落ちていく。彼女の白い腕は何十にも引き裂かれ、脂肪の房が飛び出し、黒く変色して膨らんでいる。彼女の目には、痛みも、悲しみも、後悔も見えなかった。ただぼんやりと、目の前にある何かを、僕には見えない何かを見つづけていた。


(いつまでこんなことをつづければいいの?)
 小さくて弱々しくて、今にも消え入りそうな声だった。目には涙があふれていた。
 やがてそれは頬をつたい、静かに流れて落ちていった。



【リビング・ウィル】  2006.12.17

だいこんを煮付けてみました

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●「ビリー・ミリガン」は24人いたが、俺たちはその3倍の70人いる。


●たとえ死んでも、あの世からでも手紙は出せるし、俺にはそれを待ち続ける義務がある。


●死人は歯を磨くが、射精はしない。
1977-2977  2006.12.16

天国の田中より、速報。

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「ドラクエ9、DSで来年発売!」
神様も界王様も閻魔様もびっくり!
1977-2977  2006.12.12

トイレでキスはできてもセックスはできない。

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トイレで挿入はできても射精はできないが、僕は彼女をトイレに誘った。個室に入ってカギをかけて、立ったままキスをして、スカートをめくって、耳元で(持ってて)と小声で言って、下着を脱がした。彼女の下着は白だった。彼女は営業用にいつも白い下着をつけていた。その方がお客さんのウケがいいのと、すべてが終わった後で彼女は答えた。
1977-2977  2006.12.12

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桜井白パンダ

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