元スカウトマン桜井へ 

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おまえが、これを読んでいるということは、
やっと俺がおまえに会えたということであり、
そして俺はもうこの世にはいないということだ。

それは別に悲しむべきことではない。
遅かれ早かれ、事態はこうなっていたと思う。

もしおまえが自分を責めるようなことがあったら、
それは大きな間違いだ。

俺は誰もうらんじゃいないし、誰も悪いとは思っていない。
善悪だなんて、
そんなちっぽけな中で物事を捉えようとは思っていない。

俺はいま必死に隠れてこれを書いている。
岩の陰で、おまえを待ちながら。

いま、パンダになったおまえを探し出そうと、
国連も動いている。
極東亜細亜連合軍も。

世界には、パンダが全部で7頭いるそうだ。

世界が必死になってそのパンダを探している。

おまえも、その7頭のなかの、一人だ。

なぜみんなパンダを捜しているのか、
詳しいこは俺にも分からない。本当に。

ああ、いま、おまえが、あらわれた。

おまえは背中がフサフサになってる。

もう見られない体型だ。

これから、待ち受ける試練を考えると

俺はもう泣けて泣けてしょうがない。

おまえは何も知らずに一心不乱にエビマヨ食べてるけど。

たのむ、このまま時間がとまれと俺は思った。

でも時間は流れていく。

さっきから嫌な予感がする。

もしかしたら、長老が気がついて追ってくるのかも知れない。

走り書きですまん。推敲してる時間がない。
先を急ぐ。

桜井。

俺の願いだ。

生きて日本に帰れ。

日本に帰ったら、錦糸町の墨東病院に行け。
受付で「桜井」の名前を出せば、万事うまくいくようになっている。
先生をたよるんだ。

桜井、逃げるな。

でも、俺は逃げてもいいとも思っている。

どっちを選んでも大差はないんだ。

でも、死ぬな。

絶対に死ぬな。

死んだらすべてが、終わる。

桜井。

世界は、おまえが思っているよりも広い・

せかいは広いんだ。

明日は、今日よりも、広いんだ。

わすれるな

固定観念を捨てろ。、

今の思考の延長戦t上に未来を捕らえるな

世界はもttp




















***
(アウフヘーベン桜井のテキストは、ここで終わっていた)
第04話「アウフヘーベン桜井の最後の言葉」  2007.02.13

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桜井白パンダ

Author:桜井白パンダ
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